ピクセル
コンピュータのディスプレイは、色情報を持った点が集まって、文字や画像を表示しています。このひとつひとつの点を、ピクセルと呼んでいます。
- 英語でピクセル(pixel)。日本語で画素。
- pic elementsからきています。
- コンピュータで画像表示をするときの最小単位です。
- 物理的な大きさは持ちません。
- 点情報のみを表すときは、ドット(dot)を使います。
絶対的な解像度
ドットパーインチ(dpi)で表します。もしくは、ピクセルパーインチ(ppi)を使うこともあります。
- 1インチあたりのピクセル数。
- 密度。表示倍率みたいな物。
- 1インチは2.54cmです。
- 解像度(dpi)=画素数(px)÷長さ(in)
- 画素数(px)=長さ(in)×解像度(dpi)
- 長さ(in)=画素数(px)÷解像度(dpi)
- 印刷、スキャナの解像度でおなじみです。
相対的な解像度
画素数で表します。例:XGA:1024×768(786,432px)
- 画素数だけでは大きさを持ちませんが、解像度が一定なら、画素数で大きさを比較できます。
- ペイントで画像ファイルを開くと、どんな画像でも72dpiで表示されます。デジカメの画像は72dpiになっています。
- ディスプレイ、デジカメの解像度によく使われます。
この「絶対的な解像度」と「相対的な解像度」は、ともに「解像度」という言葉が使われながら、別々の単位を使いますのでしばしば混乱します。使われ方に応じて区別が必要です。
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