2007年2月16日金曜日

ピクセルと解像度(pixel and dpi)

ピクセル

コンピュータのディスプレイは、色情報を持った点が集まって、文字や画像を表示しています。このひとつひとつの点を、ピクセルと呼んでいます。

  • 英語でピクセル(pixel)。日本語で画素
  • pic elementsからきています。
  • コンピュータで画像表示をするときの最小単位です。
  • 物理的な大きさは持ちません。
  • 点情報のみを表すときは、ドット(dot)を使います。

絶対的な解像度

ドットパーインチ(dpi)で表します。もしくは、ピクセルパーインチ(ppi)を使うこともあります。

  • 1インチあたりのピクセル数。
  • 密度。表示倍率みたいな物。
  • 1インチ2.54cmです。
  • 解像度(dpi)=画素数(px)÷長さ(in)
  • 画素数(px)=長さ(in)×解像度(dpi)
  • 長さ(in)=画素数(px)÷解像度(dpi)
  • 印刷、スキャナの解像度でおなじみです。

相対的な解像度

画素数で表します。例:XGA:1024×768(786,432px)

  • 画素数だけでは大きさを持ちませんが、解像度が一定なら、画素数で大きさを比較できます。
  • ペイントで画像ファイルを開くと、どんな画像でも72dpiで表示されます。デジカメの画像は72dpiになっています。
  • ディスプレイ、デジカメの解像度によく使われます。

この「絶対的な解像度」と「相対的な解像度」は、ともに「解像度」という言葉が使われながら、別々の単位を使いますのでしばしば混乱します。使われ方に応じて区別が必要です。

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